大人5人の中で1人くらいが「措置」が必要な肥満であるという調査結果が出た。
国民健康保険公団が3月26日発表した統計によると、2000年度健康検診の結果、507万人の検診者のうち、17%にあたる90万3000人がダイエットなど早急な措置が必要な肥満であることが分かった。
地域医療保険加入者で検診を受けた人のうち、肥満と判定された割合は27.3%にのぼり、職場医療保険加入者の中での肥満判定比率は15.1%だった。
肥満の次に注意を要する病気は、高血圧など血圧の異常(12.3%)、高脂血症(9.1%)、肝機能異常(7.2%)の順だった。
肥満判定比率は、男性(16.5%)より女性(20.7%)が高く、年代別にみると、50代の男性で職場加入者が20.5%と最も高かった。
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