4月12日、ソウル・ヒルトンホテルでは「オーストリアワイン試飲会」が開かれた。オーストリア大使館が後援したこの日の試飲会は、オーストリアワイン協会の関係者が25社、50余種のワインを国内の輸入業者と専門家らに紹介する一種のマーケティングイベント。
同19日には米国カリフォルニア・ナパバレーのワイン生産会社17社、6月8日にはドイツのワイン会社が韓国を訪れる。
世宗(セジョン)大学大学院観光学部のキム・ジングック教授は「韓国を訪れる外国のワイン会社が昨年の2倍以上だ」とし「韓国ワイン市場の潜在力が大きいと評価され、韓国が主要ワイン生産国からVIPの待遇を受けている」と説明した。
◇拡大するワイン市場=昨年ワインの輸入額は、通関基準で2300万ドル(約30億円)に達し、史上最高値だった1997年の実績(約2200万ドル)を上回った。
業界では輸入関税(100%)と中間流通マージンなどを合わせれば、国内のワイン市場が昨年700億ウォン規模に達し、今年には1000億ウォン台に達するだろうと予想している。
斗山(トゥサン)酒類のシン・スンジュンワインチーム長は「ワイン市場はウィスキーやビールに比べて規模は小さいが、無限に成長する可能性を秘めている品目だ」とし、「韓国市場を対象にしたワイン生産国らの競争が一層激しくなるだろう」と展望している。
◇ワインブーム=現代(ヒョンデ)百貨店本店と貿易センター店の文化センターは、3カ月間のワイン講座を開いているが、受講料が18万ウォンと高い額であるにもかかわらず、受付開始してまもなく締め切りになるほどの人気だ。ポータルサイトのダウムカフェのワイン同好会は会員が2000人に達するほどである。
ワインの人気が高まるとコリアナ、ハンブル、ナドゥリ、チャームゾーンなどの化粧品会社もワイン成分入りの化粧品を競うように発売している。
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