日本系の貸金業者が、韓国での営業に必要な資金の87%を日本ではなく韓国内から調達していることが分かった。韓国から調達する資金の半分以上は、個人金融市場からまかなっているという。
8月18日、金融監督院によると、韓国で営業中のA&Oインターナショナル、プログレス、ハッピーレディーなど日本系の貸金業者11社の貸出金残高は6月末現在、8800億ウォン。
これらの会社は、出資金385億ウォンや日本からの借入金723億ウォンを除いた7692億ウォンをすべて韓国から調達している。韓国内の資金調達先は、△個人金融業者4381億ウォン△相互貯蓄銀行29行から2456億ウォン△ソウル銀行、INGバンクなど7行から463億ウォン△クレジットカード割賦金融会社など貸し出し専門会社8社から332億ウォン△総合金融会社60億ウォンとされる。
日本系の貸金業者は、一般の金融会社から年利15〜18%、個人金融市場から年利20%で借りた資金を90〜100%の高金利で一般人に貸し出している。韓国の金融会社は適切な資金運用先がないことから、安全な日本系の貸金業者を選択しており、個人金融業者も審査能力が整っていないため容易な方法を選んだのだ。(東亜日報記事から)
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