宝くじ、競馬、競輪、カジノなどの娯楽関連サービス業が、年間20%成長する盛況を博している。映画、芸能などのエンターテインメント業と、病院・医院などの医療、保健サービス業も、年10%を超える好況を博している。
8月23日、韓国銀行(韓銀)によると、第2四半期の国内総生産(GDP・6.3%成長)の中で、宝くじ、競馬、カジノ、スポーツなどの娯楽関連サービス業の生産額が1兆4300億ウォン(95年不変価格基準)を記録し、前年同期より20.0%成長したという。娯楽関連サービス業の成長率は、2000年12.7%、2001年15.1%、今年上半期19.6%と急成長している。
また今年第2四半期中に▽映画、エンターテインメント業が13.2%▽放送業が19.9%▽広告業が13.5%−−など高い成長を記録した。放送、広告業はワールドカップ(W杯)特需が主な要因に挙げられる。
高価薬品の処方と、医療保険酬価の値上げなどで、医療・保健業も12.3%成長した。
韓銀の関係者は「サービス業が成長する理由は、経済構造が先進化する過程とみられる」としながらも「宝くじ、競馬などの射幸性産業が盛況するのは問題だ」と指摘した。
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