通信販売業者の斗山(トゥサン)OTTO(www.otto.co.kr)は、今年10月31日まで、4000万ウォン相当のボルボ(S40、自動車)1台や100万ウォン相当のデジタルビデオカメラ5台など、2億ウォン規模の商品を景品として贈呈するイベントを行う。
同社のパク・ヨンホ・セールスプロモーションチーム長は「8月初旬のサマーセール以降、売上が伸びていない」とし「秋夕(チュソック=韓国の旧盆)前まで、マーケティング強化のための名品景品イベントを行う」と語った。
デパートやショッピングモールといった主な流通業者は、秋夕前に顧客を呼び込むため、海外有名ブランドを景品提供する「ブランド景品マーケティング」を展開している。これら業者は、高級乗用車の提供だけでなく、ブランド品購入者に対し、ブランド製品をもう1つサービスするイベントも展開している。
インターネットショッピングモールのインターパーク(www.interpark.com)は、来月1日まで「プラダ」「フェンディ」といったブランド製品を50万ウォン以上購入すると、フェンディの小銭入れがもらえる「100%謝恩品大イベント」を実施する。
LGホームショッピングは、ソウル・ファッション・アーティスト協議会(SFAA)と共同開発した衣類商品「SFAA」の販売を前に、8月26日から2日間、自社の番組を利用客20人に「SFAA商品券」を提供する。
LGホームショッピングの商品企画担当であるソン・ムンジュン課長は「一般に謝恩品というとデパートやディスカウント店で、長列をなして受け取るたらい、ティッシュ、洗剤などを思い浮かべがちだが、これらは質の悪いものが多かった」とし「最近の謝恩品には、質が悪いという顧客の不満を解消するため、一般商品だけでなくブランド品を用いる傾向がある」と語った。((中央日報記事2002.8.26)
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