『千と千尋の神隠し』が、韓国で観客200万人(約200万7000人、輸入会社デウォンC&Aの集計)を突破し、2カ月間にわたる上映(6月28日〜8月29日)を終えた。これまで韓国内で観客200万を突破したアニメーションは、昨年封切りしたドリームワクス社の『シュレック』(238万)ただ1つ。
11月には、DVDとビデオが発売される。デウォンC&A・企画室のイ・サンドン取締役は「DVDの売れ行きは現在約6万枚で、首位を争う『ロード・オブ・ザ・リング』や『ハリー・ポッター』を超える7万枚前後になりそうだ」と予想した。
今回の成功に力づけられた同社は、今後も宮崎監督の作品を市場に送り続ける計画だという。今年のクリスマスには『風の谷のナウシカ』を、来年初めには『トトロ』を予定している。今冬は、宮崎監督のもう一つの興行大作『もののけ姫』(1997年)を封切りする予定だ。
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