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軍隊、韓国男性のもう一つの学びの舎

 10月1日は建軍54周年を記念する韓国国軍の日です。この日、陸海空の3軍の指令部がある大田市の鷄龍台(ケリョンデ)では、最新の装備による軍事パレードなどが行われました。

 ただ、兵士といっても職業軍人だけでなく、学生など若者が多いのが特徴です。南北分断という特殊な国情から徴兵制をとっている韓国では、国防は国民最大の義務となっています。韓国では、軍人となって国を守るのは、年齢や性別に関係なく、当然のこととして受け止められています。

 徴兵年齢に達した若者が陸軍、空軍、海軍に現役として入隊するか、それとも、公益勤務要員として区役所や市役所の補助業務をしながら兵役の義務を果たすか、または免除となるかが判断される徴兵検査が、軍隊の最初の関門です。その検査で現役兵と判定された場合、徴集令状を受け取ることで、軍人としての第一歩を踏み出します。でも、現役兵の服役期間は実に2年2か月。これほど長い間家族や友だちと離れていたことはなかったはず。

 そのせいか、いよいよ訓練所に入る前日、短くした髮をおし隠すかのように野球帽をかぶった姿に、当人はもちろんのこと、家族も不安を隠せません。

 入所式を終えた新兵たちは、訓練服に
身をつつみ、砂ぼこりをたてながら、厳しい訓練をこなしていきます。こうして6週間の訓練を受けた後、兵士たちはそれぞれの部隊に配属されます。息子を軍隊に行かせた親は、息子が軍での生活に慣れ元気でやっているか不安な毎日ですが、99年から軍隊内での様々な改善が行われたことで、軍での生活そのものを心配する必要はなくなってきています。しごきや暴力は影をひそめ、自由時間には読書やコンピューター、同好会の活動やゲームを楽しめるようになっています。

 若者たちは除隊後も軍と密接な関係にあります。男性が集まる場には軍隊の話がつきもの。互いに武勇伝を披露しあい、軍での生活を懐かしみます。つらく苦しかったのは事実ですが、振り返れば、自分を成長させる糧となってくれたかけがえのない時間でした。入隊は、若い盛りに時間を浪費するものではない、そういう大切な時期だからこそ、軍隊に行ってきてよかったと、韓国の男性たちは考えるのです。
(2002・10・1KBS記事から)

(2002・10・1)
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