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小学生の間で「ラブ帳」が大流行

 1〜2年前から「カップルリング」の流行が小学校の教室にまで広がったと思ったら、最近は小さなメモ帳に愛のメッセージを書いてお互いに交換し合う“ラブ帳”が流行している。  
 
 ソウルのカンドク小学校の金明玉(キム・ミョンオク)教師は数週間前、付き合っているとされているクラスの生徒2人がノートを交換しているところを発見し、気になって「それは何か」と聞いてみた。 
 
 言おうか言うまいか少しの間迷っていた2人は恥ずかしそうに「ラブ帳です。交換日記みたいなものです」と答えた。金教師は「この2人以外にも公開的にこのラブ帳を交換している子供たちが2〜3組はいるということを最近知った」と話す。  
 
 小学生の間で“ラブ帳”が流行するにつれ、インターネットにも“ラブ帳”の見本が続々と登場している。「あんたと結婚してあげるから他の女の子と遊んじゃだめよ。後で公園に行ったらキスしてあげるね」、「誇り高き太極旗(テグッキ、韓国の国旗の名称)を前に、○○と○○の永遠なる幸福のために体を心を奉げ・・・」あるインターネットサイトに掲載されている“ラブ帳”の書き方の見本だ。 
 
 「私○○は○○以外には関心を持たないことを約束する」という誓約書を添付したり、映画のチケット2枚を糊で貼り付けてデートに誘うラブ帳もある。  
 
 カップルリングの人気も依然として続いている。小学校5年生のチェ・ボムウン(11)君は「カップルリングをした人が僕のクラスにも3組いる」とし、「僕も2カ月前、ガールフレンドが指輪をしてみようと言ったので、カップルリングをしたことがある」と話す。 
 
 チェ君は最近、ガールフレンドと別れたため、指輪を外したという。小学校周辺の文房具店では1000〜5000ウォンのカップルリングがよく売れている。  
 
 小学生の間の恋愛ブームを背景に、インターネットのショッピングモールには「カップル新聞」の制作要領が載っている2000ウォン前後のラブ帳ガイドブックが登場した。また、恋人の名前と自分の名前が一緒に彫られた1万ウォン台の「愛のハンコ」も人気を集めている。 
 
 インターネットのメッセンジャープログラムを利用し、“内緒で”2人だけの秘密日記を共有している子供たちも多いというのが小学校の教師の話だ。  

(2002・10・20)
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