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韓国初のペット専用トイレ

 ペットの排泄物のために住民からの苦情が相次いでいる京畿(キョンギ)道・一山(イルサン)洞の湖公園に、韓国初のペット用トイレが登場した。  
 
 「ドッグ・トイレット(Dog Toilet)」という名前が付けられたこのトイレは、高さ80センチに幅20センチの大きさで、形は円形、材質はステンレスでできている。 
 
 トイレの中は縦横20センチのビニール袋が設置された貯蔵ボックス、悪臭除去と脱水機能のある粉末パックの貯蔵ボックスで構成されている。利用者はまずビニール袋と粉末のパックを引き抜き、ペットが排泄をしたらその場で排泄物に粉末をかけ、袋に入れた後、近くのドック・トイレットに捨てればO.K。  
 
 高陽(コヤン)市は10月7日、湖公園7カ所、一山洞・チュンサン公園1カ所にこのトイレをテスト設置した。市は先月、「ペットの出入りをひかえる。散歩の際は袋持参」と書いた150のプラカードを公園内の39カ所に設置している。  
 
 ソウル市・瑞草(ソチョ)区も良才(ヤンジェ)川周辺などに、京畿道・城南(ソンナム)市も中央公園とユルドン公園などにペットのトイレを設置することを検討している。  
 
(2002・10・20)
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