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年間所得1億ウォン以上・総資産10億ウォン以上・
金融資産5億ウォン以上、これが韓国富裕層の定義

 国民(クンミン)銀行は11月10日、「韓国の上位5%に入る富裕層は年間所得1億ウォン以上、総資産10億ウォン以上、金融資産5億ウォン以上を保有していると推定される」と発表した。 
 
 国民銀行は同日、全国の1200世帯と保有資産5億ウォン以上の300世帯を対象に行った調査で「上位5%の富裕層は国内総生産(GDP)の14%を占めており、総資産の18%、金融資産の38%、金融負債の12%を占めていると推算される」と明らかにした。 
 
 これにより、上位1%の顧客を対象にしたプライベートバンキング(大口顧客に提供する総合的な銀行サービス)の市場規模は170兆ウォン、上位5%を対象にした市場規模は337兆ウォンであると同行は推算した。 
 
 同行はまた、「昨年ベースで韓国国民は1世帯当たりの所得が平均3800万ウォン、資産2億6000万ウォン、金融資産6100万ウォン、金融負債2800万ウォンを抱えていると推算される」と明らかにした。 
 
 個人顧客は1カ月の平均消費支出の40%にあたる83万ウォンをクレジットカードで決済し、カード決済に税金恵沢が適用される2004年まではクレジットカードによる決済比率が消費支出の60%まで上昇するものと同行は展望した。 
 
 今回の調査は、全国1200世帯を抽出して標本調査を実施した後、5億ウォン以上の金融資産を持つ300世帯を別途調査し、信頼度を95%水準に高めたと同行は明らかにした。 

(2002・11・11)
東アジア15億人市場のゲートウェイ 韓国は日本の有力な販売先
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