「韓国にはチョングックチャン、日本には納豆」だが、日本の納豆が最近、各種の成人病予防に効果があるという研究結果が出て、韓国でも少しずつ人気を呼んでいる。
韓国で豆を醗酵させ、ねぎ、キムチ、豚肉などを入れて沸かしたチョングックチャン(清麹醤、大豆から作った味噌の一種)と比較される食べ物で、日本には納豆がある。納豆は、ゆでた豆に納豆菌(バシルロス菌)を接種して42〜45度で24時間、醗酵させた後、10度で約20時間、熟成させて作ったもの。
納豆は納豆菌だけよく育つようにする発酵器(インキュベーター)の中で作られる。したがって空気の中で発酵し、多くの菌が含まれたチョングックチャンに比べてにおいが少ない。
韓国のわらで納豆菌を抽出した技術を利用して、納豆を作るのに成功したソウル納豆研究室(031-333-9367)の李ヨンス博士は、「納豆には強い血戦溶解酵素『納豆キナーゼ』が含まれていて、中風のような脳血管疾患を予防し、納豆菌が作ったビタミンKは骨を丈夫にしてくれる」と語った。
納豆は豆と同じで△血圧とコレステロールを減少させ、心臓病を予防し△抗酸の話題で老化を防止し△カルシウムが豊かで骨多空孔症を予防し△蛋白質が多く、肥満と糖尿病予防にも良い。納豆にはアルコールを分解する活性成分があって、悪酔いを予防する。
日本では、納豆の中に卵黄を入れてご飯と混ぜて食べたり、醤油を混ぜて食べたりする。また刺身や卵焼きなど、好きな食べ物に混ぜて食べる。
一般的な豆の蛋白質消化吸収率は70%だが、納豆は消化吸収率が80〜90%で高い。これは納豆菌が醗酵作用を通じて、体内で吸収されやすいように豆の蛋白質をたくさん分解しているためだ。
この博士は「納豆キナーゼは熱に弱いので揚げたり、ゆでる料理に使用するのはできるだけ避けて、1日100gぐらい食べれば各種の成人病予防に良い」と語った。
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