天然記念物53号の珍島(チンド)犬が 全羅南道(チョンラナムド)珍島から英国までの長い旅に向けて準備中だ。世界的な名犬に挑戦するためだ。
珍島郡にある珍島犬試験研究所は12月2日、今週中に珍島犬5匹を英国のロンドンに本部のあるケンネルクラブ(The Kennel Club)に送ることを明らかにした。
ロンドン行きの飛行機に乗る犬は、黄3匹と白2匹だ。生後5〜6月のもので、3匹は雄、2匹は雌だ。
珍島犬試験研究所が9月、子犬20匹を厳選し、ソウルの犬の養育、管理専門会社に委託して育てた後、再び選んだものだ。
犬の学名のケンネルから取ったこのクラブは、血統登録など、犬関連業務を総括している世界最高権威の犬登録機関のひとつだ。100年以上の歴史を誇り、英国王室の後援を受けている。
珍島犬がケンネルクラブに登録された場合、ブルドッグ、シェパード、グレーハウンドのような名犬と肩を並べられるようになり、その地位が一層高くなる。また、韓国に良い品種の犬がいることを世界に知らせることと、韓国を代表する国犬としての位置も確固たるものにすることができる。
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