今年の大卒新入社員の初任給は平均175万ウォン(約17万円)であることが分かった。
韓国経営者総協会は、従業員数100人以上の全国1526社を対象にアンケート調査を実施し、「03年度賃金調整実態」資料を通じて11月13日、このように明らかにした。
これによると、4年制大学を卒業した新入社員(事務職)の初任給は通常賃金を基準に175万ウォン、3年制大学以下(技術職)は150万ウォン、高卒以下は130万ウォンとなった。
部長・課長の初任給はそれぞれ385万、279万ウォンだった。通常賃金とは、基本給に各種手当を加えたもので、今回の調査では賞与金も含まれた。
一方、今年の企業の賃上げ率は通常賃金基準で平均7.5%を記録、昨年(7.6%)とほぼ同じ水準だった。
賃上げ率については大多数(79.6%)の使用者らが、自社の賃金調整は「適正だ」と評価した。
しかし韓国経営者総協会のイ・サンチョル専門委員は「昨年の経済成長率が6.3%、今年が3%前後という点を勘案すると、依然として賃上げ率は高過ぎる」と語った。
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