個人が持っている金融資産が、過去初めて1000兆ウォン(約100兆円)を突破した。
個人金融資産は昨年末現在1031兆2000億ウォンにのぼり、1988年、100兆ウォンを越えてから15年ぶりに10倍に増えた。
これまで経済規模が大きくなった面もあるが、通貨危機以降、市中に金がたくさん出ているのが大きな要因とみられる。
各個人が保有中の金融資産は続けて増加しているものの、資金運用の方法は旧態依然としている。
株式投資の割合が減っている半面、現金と預金の割合は高すぎる。 安全性に集中し、きちんと収益をあげられずにいる。
各個人の株式投資金額が金融資産全体で占める割合は、昨年、5.8%まで落ち込んだ。 半面、預金と保険の割合は続けて拡大されている。
預金の割合は57.2%で米国(16.2%)の4倍にのぼり、「貯蓄の王国」とされる日本(55.2%)よりも高い。
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