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劇団四季、韓国進出へ

 日本の劇団四季はソウル市松坡区蚕室洞にあるロッテホテルの後方に、ミュージカル専用劇場(1200席)の設立を計画している。 劇団四季の浅利慶太会長とロッテのシン・キョクホ会長の親しい間柄から、ロッテが所有する敷地に決まった。

  ロッテの関係者は7月26日、「劇団四季側と協議し、客席規模を最終的に確定した」とし、「劇場もすでに設計作業に入っている」と明らかにした。 劇団四季の関係者は「客席の最後方から舞台までの距離が21メートルのとき、最もコンパクトな劇場の雰囲気を引き出すことができる」とし、「日本国内の劇団四季の劇場もほとんどが1200〜1300席の規模」と説明した。

  劇団四季の動きに国内のミュージカル企画・製作社はもちろん、劇場も緊張している。 特に蚕室にミュージカル専用劇場が建設された場合、その波及効果は大きい。 国内にはまだ、一年中ミュージカルを公演できる専用劇場は一つもない。 オリオングループ系列のジェミロとCJエンターテイメントが推進しているが、敷地の確保、設立の認可で困難に直面している。

  国内ミュージカル界も憂慮を表している。 シンシミュージカルカンパニーのパク・ミョンソン代表は「国内1号のミュージカル専用劇場が日本劇団によって建設されるのは恥ずかしいこと」とし、「その間ミュージカル関連文化政策にビジョンがなかったということを証明している」と指摘した。 またPMCのソン・スンファン代表は「劇団四季の主力舞台は創作ミュージカルではなく、ほとんどがブロードウェイミュージカル」とし、「英国や米国産ミュージカルを日本の劇団を通して見るということに何の意味があるのか分からない」と述べた。

  これに対し劇団四季側は「韓国での公演では韓国俳優が舞台に立つ」とし「現在、劇団四季には17人の韓国人俳優がいるが、さらに増えることになるだろう」と語った。 劇団四季には主演級中国人俳優も15人いる。 長期的にアジア市場を見据えているということだ。

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劇団「四季」韓国進出をあきらめる

 日本の劇団「四季」が、ソウルへの進出計画を取り止めることになりました。劇団「四季」の代表、浅利慶太さんは、8月30日、東京で韓国記者団と会見し、「韓国公演プロデューサー協会が、四季のソウルへの進出を文化侵略とするなど反日感情をあおっている。こうした状況では韓国への進出は意味がない」としてソウルチャムシルに四季の専用劇場を作る計画を放棄すると述べました。しかし浅利慶太さんは、来年1月にソウル大学路の文芸振興院で予定されている「ハムレット」の公演は、予定どおり行うと述べました。

(2004・7・27)
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