早ければ今月9月中旬からこれまで奢侈品とされて高い税金が課せられてきたゴルフクラブ、高級時計、家具、エアコンなどの特別消費税(特消税)が廃止され、輸入の際の税金が大幅に引き下げられる。
政府と与党ヨルリン・ウリ党は9月1日、国会で協議を行い、特消税課税対象の32品目のうち、24品目の特消税を完全廃止することで合意した。
特消税の廃止品目は、プロジェクションテレビとPDPテレビなど先端技術品目の他にもエアコン、投銭機・娯楽用射倖道具、ゴルフ用品・狩猟用の銃類、モーターボート・ヨット、高級時計、200万ウォン以上の高級毛皮、高級写真機、映写機・撮影機、鹿茸・ロイヤルゼリー、香水類、高級家具など。
これら24品目の特消税率はこれまで、エアコン11.2%、ゴルフクラブ14%など品目別に0.8%〜14%。
乗用車と油類、競馬場、競輪場、カジノ、スロットマシーン、ゴルフ場、遊興飲食店など「贅沢性行為」に課せられる特消税は従来どおり。
ウリ党は「乗用車と油類に課せられる特消税の場合、税収に占める比重が大きい上、環境公害問題による使用者負担の原則があるため、特消税廃止を見合わせることにした」と話した。
・特別消費税課税廃止品目(24品目)
プロジェクションテレビ、プラズマテレビ、エアコン、パチンコ器、娯楽用射幸器具、ゴルフ用品、狩猟用銃砲類、モーターボート、ヨット、水上スキ―、ハングライダー、映写機、撮影機、宝石、貴金属、高級カメラ、高級時計、高級じゅうたん、高級毛皮、高級家具(単品)、高級家具(セット)、鹿茸、ローヤルゼリー、香水
・特別消費税課税廃止除外品目(8品目)
乗用車、油類、遊興飲食店、競馬場、競輪場、カジノ、スロットマシン、ゴルフ場
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