10月18日付東亜日報によれば、韓国ロッテグループは日本最大の流通会社「イオン(AEON)」社と提携、「郊外型ショッピングモール」事業に進出することに内部方針を確定した。
郊外型ショッピングモールは、都心ではない郊外にワンストップショッピングが可能な衣類、飲食品、雑貨などの売り場を取り揃えた大規模ショッピングセンター。イオングループは最近、日本の大型ショッピングセンターの40%以上を開発し、年商は1兆7000億円(約17兆8500億ウォン)に及ぶ。
ロッテの関係者は、「イオンは大都市の郊外に大規模ショッピングモールを開発し、その大半を成功させて来た。イオンの経験とノーハウを取り入れるが、運営はロッテが直接する計画だ」と発表した。
現在、ロッテはショッピングモールの敷地に、京幾道華城市東灘(キョンギド・ファソンシ、ドンタン)地区など首都圏7、8カ所を候補地として検討している。今年中に立地が決まれば、2年程度の開発期間を費やし、07年頃にオープンすることになる。
ショッピングモールは5000坪あまりの敷地に、高層のデパートと低層の割り引き店、そして2つの建物の間の30〜40m通路で構成される。通路空間には衣類ブランドなどがアウトレット方式で入る。
全体面積の約60%だけを売り場が占め、残り40%は映画館、ゲームセンター、スポーツセンターなどエンターテインメントスペースを入れる計画だ。
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