多くの韓国人が「長足」や「八頭身」に変わりつつあることが分かった。西欧型になりつつあるのだ。産業資源部(産資部)技術標準院は11月30日、2万1000人を対象に人体のサイズを調べてまとめた「韓国人の体型変化実態」を発表した。韓国人の平均身長・体重がこの25年間(1979年と比較)にわたって大きく向上された。
身長で最も大きな変化を見せた年齢層は20代。20代男性は1979年の167.4センチから173.2センチ(3.5%)に、20代女性は155.4センチから160センチ(3%)になった。体重とウエストは、50代で最も大きな変化を見せた。平均体重は、男性が12.4キロ(21.9%)増の69.1キロ、女性が7.1キロ(13.4%)増の60.2キロ。
ウエストは、男性が75.9センチから87.5センチ(15.3%)、女性が73.4センチから83センチ(13.1%)へと、それぞれ増えた。25年前には男性が24.6センチ、女性が23.3センチだった顔の長さも、それぞれ1センチずつ減った。
これによって、頭部の長さが身長で占める割合が減り、いわゆる「八頭身」に近付いている。頭身指数(身長/全頭高)を79年と比べると、男性は6.8頭身から7.4頭身に、女性は6.7頭身から7.2頭身に、それぞれ変わった。こうしたすう勢が続けば、2030〜40年ごろには男女の平均値が八頭身になるものとみられる。
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