日本の二大運送会社の一つ、佐川急便が来年1月に韓国へ進出する。
佐川急便はCJグループの物流会社「CJ GLS」から同社の子会社「イークライン」の株式50%を取得し、12月21日に調印式を行った。
新会社名は「佐川エクスプレスコリア」で、初期資本金は30億ウォン(約3億円)。
佐川急便とCJ GLSから1人ずつ、2人の共同代表体制で運営される。
外国系宅配会社が韓国市場に進出するのは今回が初めて。 佐川急便はソウルと釜山(プサン)でトラック300台余を運行し、その他の地域はCJ
GLSに委託する形で全国サービスを行う。
佐川急便の関係者は「韓国では一般化されていない『冷蔵宅配』と『時間帯指定配達システム』を導入し、主に通信販売製品の配達に集中する考え」と述べた。
配達社員らが端末機を携帯しながらクレジットカードとデビットカードで宅配費を計算する「e−collect」サービスも拡散させる方針だ。
佐川急便はまた、韓国−日本、韓国−中国間で増えている企業間小規模配送市場も攻略する計画だ。
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