ビジネスホテルチェーン大手の東横インは11月2日、韓国・釜山市に全497室の「東横イン釜山中央洞」を建設すると発表した。07年10月に開業の予定。同市内では約800室の「ロッテ釜山」に次ぐ規模となる。
東横インは中国・瀋陽に進出しているが、韓国は初めて。建設予定地は釜山港や繁華街に近く、地上23階、地下2階建てとなる。シングルルーム主体で、シティーホテルよりも格安の料金を設定する。インターネットで予約を受け付け、日本語のできるスタッフをそろえ、ネット無料などのサービスを充実させる。
釜山市の有名ホテルの大半は100〜300室前後。韓流ブームもあって日本人客が増えている中で、大型新規ホテルの進出は、現地で価格やサービス面の競争に影響を与えるとみられる。
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