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価格競争に打って出たコンビニ業界 |
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コンビニエンスストアが進化している。
24時間営業で便利な反面、価格はやや高めだったコンビニが今や、スーパーやディスカウントストアとともに価格競争に打って出た。
コンビニ大手GS25は、一般コンビニより20%も値段の安い「スーパー型コンビニ」を5月3日にオープンする。ソウル・新林洞にある1号店は、売り場面積32坪の既存店をリニューアルしたもの。
商品棚を 180cmまで高くして商品数を増やした。また売り場の3分の1を「新鮮食品コーナー」に改造、100品目以上の野菜、果物などを販売する。
価格は既存コンビニより 20% も安く設定されている。一般コンビニで 1,100ウォンで販売しているミネラルウォーター(2リットル)を
500ウォンに、ハイトピッチャー缶ビール (1.8リットル)を1,500ウォンも安い3,300ウォンで販売する。
GS25では今年中に10店程度オープンさせ、来年中には50店鋪にまで増やす計画だ。既存コンビニのうち住宅街で30坪以上の売り場を持つ店鋪を対象にして「スーパー型」転換を図る。
コンビニGS25を運営するGSリテールの担当者は「大型スーパーやディスカウントストアとの商圏競争地域では、価格競争は避けて通れない問題だ」と指摘、「今年上半期はテスト期間だ。年末までには
<スーパー型コンビニ>にふさわしい新しいブランドを立ち上げて、一般コンビニと差別化した新コンビニ店を作る方針だ」と語った。
GS25は今後、GSリテール傘下のディスカウントストア(GSマート)とスーパー(GSスーパーマーケット)の物流、商品インフラを活用して、一般コンビニ店でも徐々に商品を値下げする計画だ。
コンビニ業界は、05年10月にGS25、ファミリーマート、バイ・ザ・ウェイなど 大手3社が共同で「コンビニ専用商品」として50品目の低価格商品を発売した。また各社とも200品目にのぼる低価格PB 商品を開発して、今やディスカウントストアとの価格競争に対応している。
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(2006・5・4) |
東アジア15億人市場のゲートウェイ 韓国は日本の有力な販売先 |
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