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日本の劇団「四季」、ついに韓国進出 |
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中央日報によると、2年前から論議を呼んできた日本の超大型劇団四季の韓国進出が確定した。
四季関係者は5月23日「11月、ミュージカル専用劇場であるシャロッテでディズニー原作のライオンキングを公演することにした。浅利慶太劇団代表(73)が韓国制作発表会を6月7日に開き、そこで公式発表する」と明らかにした。
四季は2年前に韓国進出を試みたが、韓国公演界の激しい反発で霧散している。
四季がライオンキングを公演する舞台となるシャロッテは、ソウル蚕室(チャムシル)ロッテワールド横の敷地に入る韓国初のミュージカル専用劇場だ。1200席規模で9月に完工する。
2年間、国内進出をあきらめずに進めてきた四季が、韓国初のミュージカル専用劇場オープニング舞台で華麗な公演を行うことになる。公演は1年6カ月間ほど続くものと予想される。シャロッテが事実上、四季の専用劇場として活用されるわけだ。
四季のライオンキング韓国公演には韓国人俳優のみ出演する。劇団側は3月、韓国オーディションを通じて32人を選抜するなど、すでに韓国人出身俳優60人を確保している。スタッフは韓日合同で構成され、演出はキム・ヒョンギョン元ソウル芸大演劇科教授(61)が担当するものとみられる。舞台のセットは日本で使ったものをそのまま持ってくる。
製作コストは多少流動的だが、ディズニーの大作であるだけに150億ウォン以上であるものと予想される。四季の国際担当チャン・ヒョクチン部長は「歴代韓国ミュージカル公演の中で最高の製作コストが投入される点は確かだ」と話している。
ライオンキングは期間を定めず上演される。四季側は「興行が悪ければ半年でも幕を降ろす」という立場だが、韓国進出の意味を生かすために最小1年6カ月は上演したいという姿勢だ。
四季の進出に反対した2年前に比べ国内公演界の雰囲気は確実に変わっている。韓国ミュージカル協会ユン・ホジン(エイコム代表)会長は「冬のソナタ、ジキルアンドハイドなど韓国ミュージカルが日本に進出している状況で四季の韓国進出を反対するのは名分も説得力もない」と話す。
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(2006・5・24) |
東アジア15億人市場のゲートウェイ 韓国は日本の有力な販売先 |
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