コンビニエンスストアや大型スーパーなどにも、自動車保険など各種の保険商品販売が拡大している。
ダウムダイレクト自動車保険は6月27日、コンビニの普光ファミリーマートと提携し、来月1日からファミリーマートの全国3350店舗で自動車保険を販売すると明らかにした。来店者が自動車保険の広告を見てダウムダイレクトに電話をすれば、保険相談から契約までできる。同社ではファミリーマートを通じた顧客密着のマーケティングを展開する方針だ。
現代ハイカーダイレクト自動車保険は、今月中旬から大型スーパーのメガマートの全国11店舗で自動車保険の発売を始めた。メリッツ火災は5月からGSリテールが運営するコンビニのGS25とGSスーパー、GSマートで自動車保険と運転者保険を本格的に売り出している。GSリテールでは、AIG損害保険のシルバー保険と子ども保険なども扱う。東部火災は大型スーパーのホームプラス、教元ナラ自動車保険はロッテマートでそれぞれ自動車保険を、サムスン生命もロッテマートで子ども保険と健康保険を販売している。
保険業界関係者は、「流通業界の売り場は流動人口が多いため、保険会社の新たな販路として好まれる。特に『現金商売』の自動車保険で、顧客確保の争いが激しい」と説明した。
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