１０日付連合ニュースによると、アルコール飲料の世界大手ペルノリカールが、韓国のウイスキー市場でシェア拡大に向けた積極的なブランドマーケティングを開始した。
同社は７月９日、フランスのパリ本社で記者懇談会を開き「韓国でブランドに対する投資を強化するためマーケティング予算を大幅に拡大することを決定した」と明らかにした。
韓国のウイスキー市場を二分するディアジオが投資を最小化して利益拡大戦略を取っているのとは対照に、ペルノリカールはブランドに対する長期的な投資を進める考えだ。
２００５〜２００６会計年度にもマーケティングコストを２５％ほど増加したという。
ペルノリカールはまた、韓国に安全な飲酒習慣を定着させるため今秋から繁華街で代行運転のキャンペーンを行うほか、シャンペン市場の攻略にも本格的に乗り出すとしている。
プリンケット最高経営責任者（ＣＥＯ）は「韓国はシャンペン市場の成長潜在力と成功の可能性が非常に高いため、本社レベルでも（攻略を）優先的に考えている」と話している。
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