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愛敬とエステー化学が合弁、消臭剤を販売 |
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愛敬は2月14日、生活用品のニッチ市場を攻略するため、エステー化学と生活用品専門の合弁会社「愛敬エステー」を21日に設立すると発表した。
出資比率は、愛敬51%、エステー化学45%、韓国伊藤忠4%で、愛敬の崔昌活社長が社長を兼任する。
愛敬エステーは、芳香消臭剤、除湿剤、脱臭剤、防虫剤、洗剤などの家庭用品、自動車消臭剤、自動車洗剤などの自動車用品、大容量脱臭剤などの産業用品を販売することで、生活用品のニッチ市場を攻略する方針。
愛敬は愛敬エステーが生産・輸入する製品の韓国販売権を独占する一方、エステー化学は製品の開発と生産を、愛敬エステーは販売を担当することになる。また愛敬は合弁会社の設立で自社製品の日本販売などの協力関係を拡大していく考え。
日本のエステー化学は、2005年は461億円(3月決算)の売上高を記録した企業で、日本の生活用品市場で芳香消臭剤の42.5%、防虫剤の47%、脱臭剤の42.6%、除湿剤の41.6%のシェアを誇っている。
愛敬は「韓国の消臭剤・芳香剤市場は、歯磨き粉や洗剤など一般的な生活用品市場より将来性がある。幅広い流通網を確保している愛敬が、世界並みの技術を保有しているエステー化学と手を結ぶことで、今後、強力なシナジー効果を上げることができる」と期待している。
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(2007・2・16) |
東アジア15億人市場のゲートウェイ 韓国は日本の有力な販売先 |
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