コンビニエンスストア協会が5月14日に発表したコンビニエンスストア運営動向によると、昨年のコンビニ1店舗当たりの売上高は5億6643万ウォンで、1日平均では154万ウォンとなった。前年に比べ0.3%の減少で、2年連続で売上高が落ち込んだ。統計は協会に所属するチェーン展開するコンビニ8社を対象にしたもの。
店舗数は前年より843店多い9928店で、増加率は9.3%となった。ただ店舗増加率は002年の46.8%、2003年の26.8%、2004年の14.5%、2005年の10.2%と、年を追うごとに落ち込んでいる。
市場規模は4兆9624億ウォンで前年比7.7%拡大したが、成長率はやはり2002年の41.1%、2003年の29.4%、2004年の14.6%、2005年の10.7%と落ち込みが続いている。
地域別の年平均売上高は首都圏が1店舗当たり5億9895億ウォンで全国平均を上回ったが、他の地域では嶺南地域が5億1610万ウォン、忠清道・湖南地域が5億990万ウォンなど、全国平均を下回った。ただ、首都圏は店舗賃貸料などのコストが高いため、収益率の面はそれほど大きくないものと思われる。
女性経営者の割合は42.2%で前年より4.3ポイント増えており、2000年当時の21.2%から割合の増加が続いている。顧客の割合は20〜30代が68.8%で最も多く、職業別では会社員と学生が85.8%とほとんどを占めた。
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