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ユニクロ、ソウル明洞に大型店をオープン


 衣料専門店ユニクロを展開するファーストリテイリングは12月14日、ソウルの繁華街・明洞に大型店をオープンした。同社の柳井正会長(58)は、23年前にユニクロを立ち上げた理由について、「世の中には『高くて良い服』と『安くて品質が低い服』の2種類があると言われるが、『安くて良質な衣料』があるということを見てもらいたかった」と振り返った。

 ファーストリテイリングは日本を中心に、米国、英国、中国などに店舗展開し、2007年8月期の連結売上高が5252億円に達する巨大企業だ。韓国ではロッテショッピングとの合弁会社FRLコリアが店舗展開している。

 外見にも飾り気がない柳井会長は「製品生産の全過程を自分たちで直接担当することが価格破壊の秘法だ」と明かした。

 柳井会長は「服がお客さまの手に届くまで、大部分の過程に関与している。中国最高の繊維企業と手を結び、安価でカシミアを生産し、デザイン、縫製、加工、販売に至るまでわれわれが行っている。価格バブルが起きる余地はない」と自信を見せた。

 衣料業界では世界的に安価なファストファッション(流行に沿って最短3-4日で新製品を発売する手法)が流行している。これについて、柳井会長は「ファストファッションには特に関心はない。われわれはファッションではない服を作る会社だ」と説明した。

 日本と韓国ではファッションスタイルに微妙な違いもあるという。柳井会長は「日本では薄い色に人気があるが、韓国では赤のように原色が好まれる。また、日本では服をだぶだぶに着るのに対し、韓国は体にフィットするものを着る傾向がある」と指摘した。

 韓国の格安衣料市場は最近低迷しているが、柳井会長は「品質さえ良ければ客足は戻る。それがユニクロとほかの格安ブランドの違いだ」と述べた。

(2007・12・18)
東アジア15億人市場のゲートウェイ 韓国は日本の有力な販売先
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