12月31日朝鮮日報によれば、韓国でミスタードーナツをフランチャイズ展開する流通大手GSリテールは、2008年にソウルを中心とする首都圏を中心に26カ所に出店する。07年に出店した6カ所と合わせ、店舗網は32カ所に拡大する。
韓国では、ダスキンと三井物産が設立したミスタードーナツコリアがGSリテールとフランチャイズ契約を結ぶ形で、店舗展開している。07年4月にソウル市の繁華街明洞の1号店を皮切りに、これまでに首都圏の弘大、九里、富川、明逸洞、光化門に相次いで出店した。08年には釜山にも3カ所程度展開する。
GSリテールは日本の経営ノウハウを生かしつつも、インテリアの高級化、韓国向けに開発したフルーツドーナツなど独自色を出した。
同社の朴致鎬(パク・チホ)ドーナツチーム長は「市場シェアはまだ非常に小さいが、店舗当たりの売上高は競合社の2倍以上に達している。もちもちした食感が受けているようだ」と話した。
客単価は当初5000ウォン(約600円)を見込んでいたが、セット販売が伸び、日本を上回る6500ウォン(約780円)に達した。同社は3-4年後の黒字転換を目指し、店舗展開を強化していく。
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