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輸入食品の売り上げ伸びる

 KBSワールドラジオによると、食の安全を脅かす問題が相次いで、韓国産の食品に対する消費者の不信が高まり、輸入食品の売り上げが伸びている。

 韓国では国内で製造された海老を使ったスナックやツナ缶、アンパンから相次いで異物が発見され、食品に対する消費者の不信が高くなっている。

 韓国のコンビニ大手の「GS25」が、3月18日から29日までの12日間、全国2950の売り場について売り上げを分析した結果、輸入ブランドのお菓子の売り上げが食の安全問題が持ち上がる前に比べて17%増えたのに対して、韓国ブランドのお菓子は2%の成長にとどまった。

 このような傾向はスナックやお菓子類だけでなく、アイスクリームやビールなどでもみられ、全般に輸入ブランドの売り上げが伸びている。

 GS25では「韓国で製造された食品から異物が相次いで発見され、消費者はより安全な食品を求めて輸入食品に目を向けるようになった。また海外旅行や留学・研修などを経験した人が増えて輸入食品に対する親近感も高くなっている」と分析している。

(2008・4.2)
東アジア15億人市場のゲートウェイ 韓国は日本の有力な販売先
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