連合ニュースによれば、ヘルシーブームを反映し、ワインなど低アルコール飲料の消費が大幅に伸びている。
国税庁が5月6日に明らかにしたところによると、昨年のワイン消費量(出庫量)は3万8000キロリットルだった。2000年の2.5倍に増え、年間消費量で初めてウイスキー(3万5000キロリットル)を上回った。成人(19歳以上)1人あたりのワイン消費量は、500ミリリットル基準で2006年の1.48本から2007年には2.03本に増えている。輸入ワインの市場シェアも、2000年の50.5%から2006年には80.4%、2007年には85.4%と毎年急増を続けている。
一方、昨年の酒消費量は合わせて329万キロリットルで、前年から3.8%増加した。種類ではビールが全体の60.3%を占め、次いで焼酎が29.3%、濁り酒が5.2%、果実酒が1.9%、ウイスキーが1.1%などと続いた。低アルコール飲料のうち、ビールは5.5%、果実酒は35.7%、濁り酒は1.3%それぞれ増加したのに対し、薬酒は22.4%、清酒は1.6%減少した。度数の高い酒ではウイスキーが10.1%、ブランデーが9.1%、焼酎が0.4%、それぞれ伸びている。
輸入酒の消費量は2005年が7万2000キロリットル、2006年が8万キロリットル、2007年が10万5000キロリットルと増加を続けており、市場シェアも同期間で2.3%から3.2%に拡大した。
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