連合ニュースによると、知識経済部が5月15日に明らかにしたところによると、大手デパート3社の4月の売上高は前年同月に比べ6.5%増加した。なかでも高級ブランド品の売り上げは4倍に当たる25.6%の増加率を示した。
増加率が2けたに達した商品群は、ブランド品を除くと雑貨(10.8%)だけだった。食品(9.7%)、児童・スポーツ(6.6%)は相対的に高い増加率を見せている。女性衣類は単品衣類を中心にスーツ、カジュアルなどいずれも増加したが、男性衣類は商品群のなかで唯一、売上高が減少した。
ブランド品売上高増加率は、昨年10月に26.0%を記録して以来、11月が21.5%、12月17.1%、今年1月が20.3%、2月19.4%、3月が24.1%と、高い水準が続いている。
知識経済部は、デパート3社の4月の売上高は、セール日数が昨年に比べ2日長かったことや連休などで好調となり、サングラスや化粧品、アクセサリーなど雑貨類の季節商品の売り上げが伸び、ブランド志向のトレンドが続いていると説明した。
一方、大型スーパー3社の売上高は、前年同月比0.1%の増加にとどまった。商品群別では、売上高全体の51%を占める食品群が1.9%増加したものの、非食品群では、スポーツ、家電・文化、雑貨、衣類など、いずれも減少した。
前月同月比の購買件数は、大型スーパーが0.7%減少したものの、デパートは5.4%の増加を示した。購買単価は大型スーパー(0.9%)とデパート(1.0%)ともに増加した。購買1件当たりの単価は、百貨店が7万1259ウォン(約7140円)、大型スーパーが4万2659ウォンだった。
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