ソウル牛乳協同組合は7月7日、今月から牛乳や加工乳など一部製品の価格を50‐100ウォン(約5‐10円)引き上げると発表した。
同組合の発表によると、牛乳(1リットル入り)を1750ウォン(約180円)から1850ウォン(約190円)に値上げ、コーヒー牛乳やストロベリー牛乳(それぞれ200ミリリットル入り)などの加工乳は、いずれも500ウォン(約51円)から50ウォン値上げの550ウォン(約56円)となる。ソウル牛乳は、原油価格の高騰で物流費など関連費用負担が重くなり価格を引き上げることになった、と説明した。
南陽乳業や毎日乳業など他の牛乳加工業者は、今年初めに牛乳1リットルを100ウォン値上げし1850ウォンとするなど、既に製品価格を引き上げている。なお、酪農家の協議団体である酪農育牛協会は、原乳の供給価格(1リットル当たり584ウォン=約60円)を25%引き上げるよう求め牛乳加工業者と交渉を行っており、今年下半期中にも製品価格が最小10%程度追加で引き上げられるものとみられる。
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