連合ニュースによると、たばこの輸入が今年に入り急速に増加している半面、輸出は横ばいとなっている。
関税庁が9月18日に明らかにしたところによると、年初から8月までの外国産たばこ(葉たばこ含む)の輸入額は2億2904万ドルで、前年同期に比べ54.3%急増した。外国産たばこの輸入額は2004年の2億745万ドルから2005年には1億5518万ドルに減ったが、再び増加に転じ、今年上半期の輸入額はすでに昨年通年の輸入額2億2223万ドルを超えている。
特に、製造たばこを作るための葉たばこの輸入拡大が目立っており、8月までの輸入額は1億7151万ドルと、前年同期比で63.1%増加した。また関税庁は、外国ブランドのたばこを国内で生産するための原材料輸入が増えていることも原因だと説明する。製造たばこの輸入額も32.8%増加した。
しかし、たばこの輸出額は8月までで2億7100万ドルと、0.1%ほど減っている。輸出先も変化しており、昨年の最大輸出先だったアラブ首長国連邦向けは6859万ドルで17.6%減少した一方、イラク(5532万ドル)への輸出は87.8%、ロシア(3729万ドル)へは76.9%増えた。
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