KBSワールドラジオによりますと、韓国の次期大統領に選出された与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クネ)氏は20日、ソウル汝矣島(ヨイド)の党本部で韓国駐在のアメリカ大使や日本大使らと相次いで非公開で会談しました。
朴槿恵氏は20日、まずアメリカのソン・キム大使と会談し、「近く韓米の首脳が会って、将来の韓米関係について話し合うことを期待している」と述べたのに対し、ソン•キム大使は「オバマ大統領も朴次期大統領に会えることを期待している」と答えました。
また、朴槿恵氏は、日本の別所五郎大使とも会談し、日本の総選挙での自民党の圧勝を祝ったあと、「韓日両国は、自由民主主義と市場経済、法治主義を共有しているが、問題もある。お互いの立場に立って、新しく発足する韓国の政権と日本の内閣が協力し、韓日関係を発展させていきたい」と述べました。
これに対し、別所大使は、朴槿恵氏の当選を祝い、「今後、韓日関係が強化されると信じている」と述べました。
このほか、朴槿恵氏は中国の張シン森大使、ロシアのコンスタンティン・ブヌコフ大使とも会って、それぞれの両国関係の発展に向けて協力していくことを改めて確認しました。
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