KBSワールドラジオによりますと、韓国と日本の高官級戦略対話が10日、東京で行われ、韓日FTAの交渉再開に向けた環境づくりに取り組むことで一致しました。
高官級戦略対話は、韓国外交通商部の安豪栄(アン・ホヨン)第1次官と日本の河相周夫外務事務次官の間で行われ、現在、中断状況になっている韓日FTAの交渉再開に向けた環境づくりに取り組むことで一致しました。
また韓日両国が信頼を築き未来志向的な協力関係を発展させていくことで合意し、北韓の核問題や気候変動問題などへの対応で、緊密に協力してくことになりました。
そして北東アジアの安定と平和を保ち、ともに繁栄するために、韓国、日本、中国の3か国の協力体制を、さらに強化する必要があるということで意見が一致しました。
韓国と日本の高官級戦略対話は、両国がより大きな枠組みで協力するという趣旨で2005年10月から始まり、今回で12回目となりました。
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